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新車の見積もりを見て『もう少し安く買えないかな』と思い、未使用車を探し始めた方も多いはずです。
結論から言うと、スバル フォレスターの新古車が得になるのは「欲しいグレードと色が在庫にあり、2026年5月改良前の仕様でもかまわない人」に限られます。
この記事では、未使用車と新車の差を価格・仕様・税・保証の順に数字で比べていきます。
フォレスターの新古車(未使用車)ってどんな車?
新古車は、販売店が一度ナンバー登録だけを済ませ、ほとんど走らせずに売りに出した車のことです。いまは「登録済未使用車」や「未使用車」と呼ぶのが一般的なんです。
中身は新車とほぼ同じです。ただ、書類の上では一度登録された車なので、買う人は「2人目の所有者」になります。
- 未使用車は「すでに登録された新車」。走行は数km〜数十km程度が多い
- 書類上は中古車なので、車検の期限や保証の起点は登録日から数える
- 現行の6代目 SL系は2025年4月17日発売。未使用車には改良前のB型と改良後のC型が混ざる
なぜ未使用車が出てくるのか。よく言われるのは、販売店が月や期末の登録台数を増やすために自社で登録する、というケースです。
そのため、決算期の3月や9月の前後に台数が増えやすい傾向があります。ただ、出る時期や台数は地域と店舗で変わります。決算期と改良のタイミングの関係はフォレスターの買い時で詳しく見ています。
新車と未使用車、どこが違う?比較表で見る
『結局、安い以外に何が違うの?』という疑問ですよね。違いは価格よりも「選べるかどうか」と「日付の起点」に出ます。
| 比べる項目 | 新車 | 未使用車 |
|---|---|---|
| 車両の状態 | 未登録・走行ほぼゼロ | 登録済み・走行は数km〜数十km程度 |
| グレード・色 | 7グレードから自由に選べる | 在庫にあるものだけ |
| メーカーオプション | 大型サンルーフなど後から付けられない物も注文時に選べる | 付いている物で決まる |
| 年式・仕様 | 2026年5月改良後(C型)のみ | B型とC型が混ざる |
| 車検の期限 | 自分が登録した日から3年 | 販売店が登録した日から3年 |
| メーカー保証 | 自分の登録日から | 販売店の登録日から(承継の手続きあり) |
| 納期 | 注文から生産・登録まで待つ | 在庫なら数週間程度が多い |
| 価格 | 値引き交渉で決まる | 在庫ごとの店頭価格で決まる |
この表で一番大事なのは、メーカーオプションの行です。
ハーマンカードンのサウンドシステムや大型サンルーフは、あとから付けられないメーカーオプションです。欲しい装備が決まっている人ほど、未使用車の在庫で妥協が必要になります。

未使用車は「改良前のB型」が混ざるので注意
ここが大事なところです。フォレスターは2026年5月21日に改良モデル(通称C型)が発表され、グレード構成と価格が変わりました。
在庫として並んでいる未使用車には、2025年4月発売時のB型も混ざります。B型には、いまのカタログに無いグレードがあるんです。
| 項目 | 2025年4月発売時(B型) | 2026年5月改良後(C型・現行) |
|---|---|---|
| 1.8Lターボのグレード | SPORT/SPORT EX(+Black Selection) | Touring/Touring EX/SPORT EX/SPORT EX Black Selection |
| ハイブリッドのグレード | X-BREAK S:HEV/X-BREAK S:HEV EX/Premium S:HEV/Premium S:HEV EX | X-BREAK S:HEV/X-BREAK S:HEV EX/Premium S:HEV EX |
| AC100V/1500Wコンセント | 全車標準ではない | ストロングハイブリッド全車に標準 |
| WLTC燃費(ハイブリッド) | Premium系18.4km/L、X-BREAK系18.8km/L | Premium S:HEV EX 18.5km/L、X-BREAK系19.1km/L |
| WLTC燃費(1.8Lターボ) | 13.6km/L | 13.6km/L |
数値はスバル公式の発表資料・主要諸元(2026年5月版)に基づきます。
例えば「Premium S:HEV」や「SPORT」という名前の未使用車を見つけたら、それはB型です。どちらも2026年5月の改良で廃止されたグレードなので、いま新車では注文できません。
- ハイブリッドのAC100V/1500Wコンセントは2026年5月改良から全車標準。B型では装備の有無を車ごとに確かめる
- B型の「Premium S:HEV」はアイサイトXが付かない(アイサイトXは「EX」グレードのみ)
- 1.8Lターボの「Touring」「Touring EX」は2026年5月追加。B型の未使用車には存在しない
B型が悪いわけではありません。走りや安全装備の土台は同じです。
ただ、B型の未使用車を現行C型の新車価格と並べて「これだけ安い」と比べるのは、条件がずれています。比べる相手は「同じ装備のC型」にしておきましょう。
価格はどれくらい違う?現行の新車価格から考える
未使用車の値段は在庫ごとに違い、時期と地域でも変わります。なので、ここでは基準になる新車価格を先に押さえておきますね。
| グレード | パワートレイン | 新車価格(税込) |
|---|---|---|
| Touring | 1.8Lターボ | 3,850,000円 |
| Touring EX | 1.8Lターボ | 3,993,000円 |
| SPORT EX | 1.8Lターボ | 4,191,000円 |
| SPORT EX Black Selection | 1.8Lターボ | 4,301,000円 |
| X-BREAK S:HEV | ストロングハイブリッド | 4,378,000円 |
| X-BREAK S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 4,521,000円 |
| Premium S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 4,642,000円 |
価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込・全車AWD)です。
未使用車の店頭価格は、この車両本体価格からいくらか下がった数字で出ることが多いです。ただ、その差は在庫の状況で大きく動きます。
ここで比べるべきは「車両本体価格」ではなく「支払総額」です。未使用車は登録時の税や費用がすでに一部かかっていて、その分が店頭価格に含まれている場合があるからなんです。
- 新車の見積もりは「値引き後の支払総額」で出してもらう
- 未使用車は「店頭価格」ではなく「支払総額」で比べる
- 付いているディーラーオプション(ナビ以外の用品、コーティング等)を新車側にも同じ条件で入れる
- 色が有料色(クリスタルホワイト・パール等は33,000円高)かどうかもそろえる
新車の値引きがどこまで出るかで、比べる相手の数字が変わります。新車側の限界額の考え方はフォレスターの値引き相場と限界額で詳しく見ています。

未使用車で損をしやすい3つのパターン
『安いならとりあえず未使用車でいいか』と考えたくなりますよね。ただ、次のような場合は新車を選んだ方が満足しやすいです。
欲しい装備がメーカーオプション
ハーマンカードンのサウンドシステムや大型サンルーフ、本革シートなどは注文時に選ぶ装備です。在庫に付いていなければ、あとから足せません。
色やグレードを妥協している
例えば、アイサイトXの渋滞時ハンズオフアシストを使いたいのに、在庫が「X-BREAK S:HEV」だけだった、という場面です。この組み合わせだとアイサイトXは付いていません。
販売店で「EXじゃないけど、ほぼ同じですよ」と言われることもあります。そんな時は「アイサイトXは付いていますか」と一言聞いてみてください。
登録から時間がたっている
車検の期限とメーカー保証は、販売店が登録した日から数えます。登録から半年たった未使用車なら、そのぶん車検までの期間も短くなっているわけです。

- 車検証で「初度登録年月」を見る(登録からの経過月数が分かる)
- 型式とグレード名で、B型かC型かを確かめる
- メーカーオプション(サンルーフ、サウンドシステム等)の有無を確認する
- メーカー保証の承継(保証継承)の手続きと費用を聞く
- 支払総額を出してもらい、同じ条件の新車見積もりと並べる
新車を選んだ方がいい人・未使用車が合う人
ここまでの話を、どちらが向いているかでまとめておきますね。
- 欲しいグレードと色の在庫がすでにある
- 改良前のB型でもかまわない、または在庫がC型だと確かめられた
- 今の車の車検が近く、納期を待てない
- メーカーオプションにこだわりが無い
- アイサイトXやサウンドシステムなど、欲しい装備がはっきりしている
- 2026年5月改良後の装備(ハイブリッドのAC100Vコンセント標準など)が欲しい
- 長く乗るつもりで、保証と車検の期間をまるまる使いたい
- 色を有料色や2トーンから選びたい
実は、未使用車と新車の差は「新車の値引き」でかなり縮むこともあります。新車の納期がどれくらいかによっても判断は変わるので、フォレスターの納期と生産状況もあわせて見ておくと決めやすいです。
売る時の差はある?リセールへの影響
『未使用車で買うと、売る時に不利になる?』と気になる方もいるかもしれません。
買取の査定は、主に年式(初度登録年月)・走行距離・グレード・色・状態で決まります。未使用車として買ったかどうか自体は、査定の項目にはふつう入りません。
ただ、初度登録年月は販売店の登録日になります。同じ日に買った新車より、年式の上では少し古い車として扱われる、ということです。
例えばこんなやり取りがあり得ます。
「この車、去年の12月登録なんですね」
「買ったのは今年の2月なんですが…」
書類の上では、去年登録の車として見られます。売る時のことも考えるなら、登録月は早めに確かめておきましょう。
グレードや色で売る時の値段がどれくらい変わるかは、年式や時期で動きます。目安はフォレスターのリセールバリューで見ています。数字は「目安」として扱い、手放す時は複数の査定を並べるのが確実です。
在庫を条件で絞って探すなら
未使用車は、いつ・どこに出るかが読みにくい車です。近くの販売店だけを回るより、グレード・色・年式・走行距離の条件で在庫を絞って見る方が早く見つかります。
探す時は、グレード名で「EX」の有無を、年式で2026年5月以降かどうかを見ておくと、B型とC型の取り違えが減ります。
フォレスター買いたいドットコム
フォレスターの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フォレスターの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
見つけた在庫の支払総額が出たら、同じ条件の新車見積もりと並べてみてください。差が小さければ、色と装備を自由に選べる新車の方が満足しやすいはずです。
よくある質問
フォレスターの新古車と未使用車は同じものですか?
同じものを指します。いまは「登録済未使用車」「未使用車」と呼ぶのが一般的で、販売店が登録だけ済ませてほとんど走っていない車のことです。
未使用車でもアイサイトXは付いていますか?
グレード次第です。アイサイトXは「EX」が付くグレードにだけ標準装備されます。X-BREAK S:HEV、Touring、改良前のPremium S:HEV、SPORTには付いていません。
未使用車のメーカー保証はどうなりますか?
保証期間は販売店が登録した日から数えます。名義が変わるので、販売店で保証継承の手続きをしてもらうのが一般的です。費用の有無は販売店に確認してみてください。
未使用車はB型とC型をどう見分けますか?
グレード名と初度登録年月が手がかりです。「Premium S:HEV」「SPORT」はB型だけのグレード、「Touring」「Touring EX」はC型だけのグレードです。判断がつかない時は、販売店に改良前か改良後かを聞くのが確実です。
未使用車はいつも新車より安いですか?
そうとは限りません。新車の値引きや、付いているオプションの内容によっては差が小さくなります。支払総額どうしで比べるのが確実です。
まとめ
- フォレスターの新古車(未使用車)は、登録済みでほぼ走っていない車。書類上は2人目の所有者になる
- 在庫には2026年5月改良前のB型が混ざる。「Premium S:HEV」「SPORT」はB型だけのグレード
- 現行の新車価格は3,850,000円(Touring)から4,642,000円(Premium S:HEV EX)
- 比べるのは店頭価格ではなく支払総額。新車側は値引き後の総額で並べる
- 欲しいメーカーオプションやアイサイトXがあるなら新車、在庫で条件が合うなら未使用車



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