フォレスターはやめとけ?中古が安い理由と「ひどい」の本当のところ

中古車展示場でフォレスターを見比べるイメージ

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フォレスターが気になって調べていたら「やめとけ」「ひどい」という言葉が出てきて、不安になりますよね。

結論から言うと、スバル フォレスターが「やめとけ」と言われる理由の多くは燃費・価格・使い方との相性の話で、車そのものが悪いという意味ではありません。中古が安く見えるのにも、ちゃんと理由があるんです。

この記事を読むと、自分にとって本当に「やめとけ」なのかを数字で判断できます。

目次

「フォレスターはやめとけ」と言われる理由は?

まず、ネットや口コミでよく出てくる理由を並べてみます。

よく言われること実際のところ
燃費が悪いターボはWLTC 13.6km/L。ハイブリッドは18.5〜19.1km/L
新車が高い現行は385万〜464万2,000円(2026年5月改良後・税込)
中古が安すぎて不安台数が多く、モデルチェンジで旧型の相場が動きやすい
内装が値段のわりに地味華やかさより道具っぽさを重視した作り
大きくて運転しにくそう全幅1,830mm、最小回転半径5.4m

燃費と寸法は現行の6代目SL系のスバル公式値です。

『やっぱり燃費が悪いの?』と思いますよね。実は、ここはパワートレインで大きく分かれるんです。

先に結論

「やめとけ」の声は、燃費を最優先する人や、街乗りだけで4WDを使わない人から出やすい傾向があります。雪道やアウトドアで使う人にとっては、むしろ選ぶ理由になる部分も多いです。

口コミ全体の良い点・気になる点はフォレスターの口コミ・評判まとめで見られます。

燃費が「ひどい」と言われるのは本当?

燃費の話は、どのフォレスターを指しているかで答えが変わります。

パワートレインWLTC燃費自動車税(年)
ストロングハイブリッド(Premium S:HEV EX)18.5km/L43,500円
ストロングハイブリッド(X-BREAK S:HEV系)19.1km/L43,500円
1.8Lターボ(Touring/SPORT EX系)13.6km/L36,000円

現行SL系のスバル公式値(2026年5月)です。燃料は全車レギュラーガソリンです。

全車AWDで車両重量は約1.6〜1.8tあります。同じクラスのFFのハイブリッドSUVと比べると、ターボの13.6km/Lは見劣りする数字なんです。

もう一つ、旧型のSK系の「e-BOXER」が話をややこしくしています。SKのe-BOXERは2.0Lに小型モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドで、「ハイブリッドなのに燃費が伸びない」という声が出やすい仕組みでした。

現行SL系のハイブリッドは、2.5Lエンジンに2つのモーターを組み合わせたストロングハイブリッドです。同じ「ハイブリッド」でも別物なので、口コミを読む時はどの世代の話かを見てみてください。

フォレスターの燃費をパワートレイン別に比べた図解

ターボとハイブリッドの燃料代はどれくらい違う?

年間1万km走り、レギュラーガソリンが1Lあたり170円だったと仮定して、WLTC燃費で計算してみます。

パワートレインWLTC燃費年間の給油量年間の燃料代
X-BREAK S:HEV系19.1km/L約524L約8万9千円
Premium S:HEV EX18.5km/L約541L約9万2千円
1.8Lターボ13.6km/L約735L約12万5千円

ガソリン代は仮の数字で、実際の燃費は走り方や季節で変わります。

差は年間3万3千〜3万6千円ほどです。一方で、ハイブリッドは自動車税が年7,500円高く、車両価格もTouringより50万円以上高くなります。燃費だけで「ターボはひどい」と決めつけず、走る距離で考えてみてください。

実際の燃費の出方はフォレスターの実燃費はどれくらい?で、パワートレインの選び方はストロングハイブリッドと1.8Lターボどっち?で詳しく比べています。

新車が「高い」と言われる理由

「フォレスター 高い」と感じる人が増えたのは、現行の6代目になってからです。

時期価格帯(税込)
2025年4月 発売時(6グレード)404万8,000〜459万8,000円
2026年5月 改良後(7グレード)385万〜464万2,000円

2026年5月の改良で、1.8LターボのTouring(385万円)が加わり、入口の価格は少し下がりました。それでも、ハイブリッドを選ぶと437万8,000円からです。

『前のモデルより、ずいぶん高くなった気がする』という声もあります。ただ、現行は全車にアイサイトのセイフティプラスや11.6インチのディスプレイが付いていて、装備の中身が増えているんです。

「高い」と感じた時に見るところ
  • アイサイトXが要るか(EXグレードのみ標準)を考える
  • ハイブリッドとターボの価格差と燃費差を比べる
  • 値引きと下取りを含めた総額で見る
  • 同じ価格帯の他のSUVと装備をそろえて比べる

値引きを含めた実際の総額は、フォレスターの値引き相場と限界額で目安を出しています。

中古のフォレスターが安いのはなぜ?

中古車サイトで、思ったより安いフォレスターを見つけることもありますよね。安く見える理由は、主に次の4つです。

中古が安く見える4つの理由
  1. 台数が多い(SK系は2018年から2025年まで7年近く販売された)
  2. 6代目の登場で、旧型の相場が動きやすい
  3. 雪国やアウトドアで使われ、走行距離が多い個体がある
  4. 年式や世代によって装備の差が大きい

例えばSK系は、2018年の発売から2025年3月の受注終了まで長く売られた世代です。台数が多いぶん、条件の幅も広いんです。

『安いなら旧型でもいいかな』と考える方もいますよね。それも一つの選び方です。ただ、アイサイトXはSL系で初めて採用された装備で、SK系には付いていません。

また、2021年8月の大幅改良で、新世代アイサイトや顔つきが変わりました。改良前と後で、同じSK系でも値段に差が出やすくなります。

中古のフォレスターが安く見える理由の図解

安い個体には、安い理由があることが多いです。 年式・走行距離・使われ方を見ないで価格だけで選ぶのは、やめておきましょう。

SK系は改良の節目で中身が変わる

中古のSK系は、年式によって中身が大きく違います。

時期主な変化
2018年7月〜2.5L NA(Touring/Premium/X-BREAK)、9月にe-BOXERのAdvance
2020年10月2.5L車とPremiumを廃止、1.8LターボのSPORTを追加
2021年8月大幅改良(新世代アイサイト、フロントの顔つき変更)
2022年8月1.8LターボのSTI Sportを追加

安く見える個体が、どの時期のどのパワートレインかを確かめるだけでも、値段の理由が見えてきます。

旧型を中古で選ぶポイントは旧型フォレスター(SK型)を中古で買うならにまとめています。

辛口評価で出やすいポイント

辛口のレビューでよく見かけるのは、次のような点です。

評価されやすい点
  • 全車AWDで最低地上高220mm、雪道や悪路に強い
  • アイサイトの安全装備が全車標準
  • 視界が広く、車の四隅をつかみやすい
  • 荷物を積む道具として使いやすい
辛口で言われやすい点
  • ターボは燃費が13.6km/Lにとどまる
  • 内装の華やかさは高級SUVに及ばない
  • CVTの感触が好みに合わない人がいる
  • 全幅1,830mmで狭い道や駐車場で気を使う

どちらも、使い方によって感じ方が変わる点です。

例えば全幅1,830mmは、たしかに狭い道では気を使う数字です。ただ、四角いボディで車の端が分かりやすく、最小回転半径は5.4mなので、慣れると扱いやすいという声もあります。

内装についても、華やかさより汚れに強い素材や使いやすさを重視したグレードがあります。X-BREAK系は撥水性のシート表皮を使っていて、アウトドアで汚れても拭きやすい作りなんです。

「街乗りが中心で、燃費がいちばん大事です」
「それなら、FFも選べるハイブリッドSUVの方が合うかもしれません」

こんな会話になる人には、たしかに「やめとけ」が当てはまります。逆に、雪の多い地域に住んでいる人や、キャンプ道具をたくさん積む人には、選ぶ理由のほうが多い車なんです。

中古で「やめとけ」にならないためのチェック

中古のフォレスターを選ぶなら、次の点を見ておくと後悔しにくくなります。

中古で見落としやすいところ
  • 下回りやマフラーのサビ(雪国で使われた車は特に)
  • CVTの変速のショックや異音
  • リコールや改善対策が済んでいるか
  • 世代の確認(SK系のe-BOXERか、SL系のストロングハイブリッドか)

リコールの対象は、車検証の型式や車台番号で調べられます。調べ方はフォレスターのリコール一覧で、CVTの症状はフォレスターのCVTの故障と寿命で確かめてみてください。

世代型式主なパワートレイン
5代目 SK系5BA-SK9/5AA-SKE/4BA-SK52.5L NA/e-BOXER(マイルドハイブリッド)/1.8Lターボ
6代目 SL系5AA-SLG/3BA-SL5ストロングハイブリッド/1.8Lターボ

条件を決めて在庫を見比べると、相場から外れた安い車にも気づきやすくなります。

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フォレスターの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、フォレスターの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古の年式と走行距離の選び方はフォレスターの中古車の選び方でも詳しく出しています。

名前の意味を知ると、向いている人が見えてくる

フォレスターは、英語で「森で働く人」を思わせる名前です。

森や雪道、キャンプ場まで道具を積んで出かける。そういう使い方を前提に作られてきた車なんです。だからこそ、街乗りだけで燃費を最優先する人には、良さが伝わりにくいのかもしれません。

名前の由来とスバルの中での立ち位置はフォレスターの名前の由来・意味で紹介しています。

よくある質問

フォレスターは本当にやめとけと言われるほどひどい車ですか?

いいえ、燃費や価格、使い方との相性で合わない人がいる、という話が中心です。雪道やアウトドアで使う人には選ぶ理由が多い車です。

フォレスターの燃費はどれくらいですか?

現行SL系のWLTC燃費は、ストロングハイブリッドが18.5〜19.1km/L、1.8Lターボが13.6km/Lです(スバル公式・2026年5月)。

中古のフォレスターが安いのはなぜですか?

SK系は販売期間が長く台数が多いこと、6代目の登場で旧型の相場が動きやすいこと、走行距離の多い個体があることなどが理由です。

新車のフォレスターは高すぎませんか?

2026年5月改良後の価格は385万〜464万2,000円です。全車AWDで安全装備も充実しているので、装備をそろえて他のSUVと比べてみてください。

中古で買うなら何を確認すればいいですか?

下回りのサビ、CVTの状態、リコール対策の実施、世代とパワートレインを確かめておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 「やめとけ」の多くは燃費・価格・使い方との相性の話
  • 燃費はターボ13.6km/L、ストロングハイブリッド18.5〜19.1km/L
  • 新車は2026年5月改良後で385万〜464万2,000円
  • 中古が安く見えるのは台数の多さとモデルチェンジ、使われ方が理由
  • 中古はサビ・CVT・リコール対策・世代を確かめてから選ぶ
フォレスター買いたいドットコム

フォレスター買いたいドットコム 編集部

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