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キャンプ道具やスキー板が車内に入りきらなくなって、『フォレスターの屋根に荷物を載せられないかな』と考え始めた方も多いはずです。
結論から言うと、現行のフォレスター(SL系)はルーフレールが全グレードに標準で付いています。レールに合うベースキャリアを選べば、ルーフボックスやルーフテントの土台ができます。
この記事を読めば、自分のグレードに合うキャリアの選び方と、屋根に載せる前に確かめることが分かります。
現行フォレスターはルーフレールが全車標準
まず押さえておきたいのは、グレードでルーフレールの形が違うことです。スバル公式のグレードページ(2026年5月改良後)によると、次のとおりです。
| グレード | ルーフレールの形 |
|---|---|
| Touring/Touring EX | ロープロファイルタイプ |
| SPORT EX/SPORT EX Black Selection | ロープロファイルタイプ |
| X-BREAK S:HEV/X-BREAK S:HEV EX | ラダータイプ |
| Premium S:HEV EX | ロープロファイルタイプ |
ロープロファイルタイプは、屋根に沿って低く付いたすっきりした形です。ラダータイプは、屋根から少し浮いたはしご状の形で、X-BREAKのアウトドアらしい見た目を作っています。
- ルーフレールは全グレード標準なので、後付けの必要はない
- X-BREAKはラダータイプ、それ以外はロープロファイルタイプ
- ルーフレールだけでは荷物は積めず、ベースキャリア(横のバー)が要る
- キャリアはレールの形に合う専用の取り付け部品で選ぶ
『ルーフレールが付いているなら、そのまま荷物を縛ればいい?』と思うかもしれません。ただ、ルーフレールは前後方向のレールなので、荷物を載せるには横方向のバーを渡す必要があるんです。
ラダータイプとロープロファイル、どっちがいい?
『キャリアを付けるなら、ラダータイプのX-BREAKの方が有利?』と考える方もいるはずです。
ラダータイプは屋根との間にすき間があり、ベルトを通したり、キャリアの足をかけたりしやすい形です。屋根に何かを載せる機会が多い人には、扱いやすい形と言えます。
一方で、ロープロファイルタイプは見た目がすっきりしていて、何も載せていない時の印象がスマートです。対応するキャリアも各メーカーから出ているので、載せられないわけではありません。
ルーフレールの形だけでグレードを決める必要はありません。ただ、屋根の使い方を重視するなら、X-BREAKを候補に入れておくと選びやすくなりますよ。グレードの中身はX-BREAKとはで詳しく見ています。
ベースキャリアはレールの形で選ぶ
屋根に何かを載せる時の土台が、ベースキャリアです。横方向のバーと、それをルーフレールに固定する足(フット)でできています。
ここで大事なのが、ロープロファイルとラダーで合う足が違うことです。同じフォレスターでも、グレードを間違えると取り付けられないことがあります。
| 項目 | ロープロファイルタイプ | ラダータイプ(X-BREAK) |
|---|---|---|
| レールの形 | 屋根に沿った低いレール | 屋根から浮いたはしご状のレール |
| 合わせる足 | ロープロファイル対応の専用品が多い | レールを抱き込むタイプが使えることが多い |
| 見た目 | すっきり控えめ | アウトドア感が強い |
| 適合の調べ方 | 車種・型式・年式とレールの形で引く | 同じく車種・型式・年式とレールの形で引く |
THULE、INNO、YAKIMAといったキャリアメーカーは、車種ごとの適合表を出しています。現行型の型式は、ストロングハイブリッドが5AA-SLG、1.8Lターボが3BA-SL5です。
- 車検証の型式(5AA-SLGか3BA-SL5か)と初度登録年月
- ルーフレールの形(ロープロファイルかラダーか)
- 大型サンルーフ付きかどうか
- 載せたいもの(ボックス、自転車、スキー、テント)
旧型のSK系とは型式も屋根の形も違います。中古で買ったキャリアを流用する時は、SL系に適合するかをメーカーの適合表で見ておきましょう。

純正と社外、どちらのキャリアを選ぶ?
『純正の方が安心?』と迷う方も多いですよね。
スバルのディーラーでは、純正アクセサリーとしてキャリア類を扱っています。社外品は、THULEやINNO、YAKIMAなどから選べて、バーの形やアタッチメントの種類が豊富です。
- 車に合わせて作られていて、適合で迷いにくい
- 新車の注文と一緒に頼めて、取り付けまで任せられる
- 見た目の一体感が出やすい
- アタッチメントの種類は社外品より少ないことがある
- 選べるデザインの幅は限られる
- 他の車へ載せ替える時に使い回しにくい
社外品は、すでにボックスやサイクルキャリアを持っている人に向いています。手持ちのアタッチメントと同じメーカーでそろえると、付け替えが楽になりますよ。
純正のアクセサリー全体についてはフォレスターの純正アクセサリーの定番でまとめています。
ルーフボックス・ルーフラックを載せる前に
ベースキャリアが付いたら、次は何を載せるかです。よく選ばれるのはルーフボックスとルーフラック(カゴ状の台)ですね。
| 種類 | 向いている荷物 | 気を付けたいこと |
|---|---|---|
| ルーフボックス | 寝袋、衣類、スキー板など雨に濡らしたくないもの | 開ける向きと、リヤゲートとの干渉 |
| ルーフラック(カゴ) | 泥の付いた道具、コンテナなど形がまちまちなもの | 雨よけのカバーと、しっかりした固定 |
| サイクルキャリア | 自転車 | 屋根に載せる時の高さと持ち上げの手間 |
| スキー・スノーボードキャリア | 板類 | 雪や凍結した状態での着脱 |
例えば、家族でキャンプに行くならこんな会話になりがちです。
「寝袋とマットを上に載せたら、荷室に余裕ができるね」
「濡れると困るから、カゴよりボックスの方がいいかもね」
積み方のコツや、車内の積載の工夫はフォレスターでキャンプ・釣りでも紹介しています。
- 車の取扱説明書に書かれた屋根の積載の上限を確かめる
- ベースキャリアとボックスにも、それぞれ積載の上限がある
- 実際に積めるのは、車とキャリアの上限のうち低い方から、キャリアやボックス自体の重さを引いた分

屋根に積める重さの具体的な数字は、この記事では書いていません。車の取扱説明書と、キャリアメーカーの説明書で確かめるのが確実です。
大型サンルーフ付きの車は開け閉めに注意
大型サンルーフ(メーカーオプション)を付けた車に、ボックスやラックを載せる場合もありますよね。
キャリアやボックスの位置によっては、サンルーフを開けた時に干渉したり、開けても空が見えにくくなったりすることがあります。サンルーフ付きかどうかは、適合を調べる時にあわせて伝えておきましょう。
ルーフテントは載せられる?
最近は、フォレスターにルーフトップテントを載せたいという声もよく聞きます。車中泊とは違う楽しみ方ができるので、気になりますよね!
ただ、ルーフテントは重さがあり、さらに中で人が寝ることになります。走っている時と止まっている時で、屋根にかかる力の考え方も変わってきます。
- 取扱説明書で、車の屋根の積載の上限を確かめる
- ベースキャリアの上限と、テントの重さを確かめる
- テントメーカーに、フォレスター(SL系)での取り付け実績を聞く
- 寝る人数とテント内の重さで、止まっている時の使い方を考える
- 取り付けは、キャリアを扱う専門店に相談する
実は、ルーフテントは「車に合うか」より「キャリアとテントの組み合わせで大丈夫か」が大事なんです。テントメーカーや販売店の説明をよく聞いてから決めてみてください。
車内で寝る方法と比べたい方はフォレスターで車中泊も参考になります。
屋根に載せると高さと燃費はどう変わる?
フォレスターの全高は1,730mmです(2026年5月改良後・全グレード共通)。ベースキャリアやボックスを載せると、その分だけ高さが増えます。
『いつもの駐車場に入るかな?』という点は、載せる前に考えておきたいところです。高さ制限のある立体駐車場や、自宅のカーポートの梁にぶつける失敗はよくあります。
- キャリア込みの高さを測って、運転席から見える所にメモしておく
- 高さ制限のある駐車場やドライブスルーに入る前に思い出す
- 高速道路では横風を受けやすくなるので、速度を控えめにする
- 使わない時期はボックスを外して、風切り音と燃費の悪化を防ぐ
ボックスを外したあとも、ベースキャリアだけは付けっぱなしにする人は多いです。バーだけでも風切り音が出ることがあるので、気になる時は外してみてください!
屋根に物を載せると空気の抵抗が増えるので、燃費は少し落ちるのが普通です。どれくらい落ちるかは、載せる物や速度で変わります。
キャリアを付けたまま売るか、外して売るかも気になるところですよね。社外のキャリアは査定で評価されにくいことが多いので、外して別に売る人もいます。売る時の考え方はフォレスターのリセールバリューを見てみてください。
ボディカラーとの組み合わせも考える
キャリアやボックスは、黒やシルバーが定番です。車の色によって、似合い方が変わってきます。
例えば、オータムグリーン・メタリックやリバーロック・パールのような個性のある色には、黒のキャリアを合わせるとアウトドアらしい雰囲気になります。色選びで迷っている方はフォレスターの個性色の選び方も読んでみてください。
- 黒のキャリアは、どの色にも合わせやすい
- シルバーのキャリアは、白や明るい色と相性が良い
- ボックスは、屋根の色や窓まわりの黒と合わせると浮きにくい
全ボディカラーの一覧はフォレスターの色は何色ある?で見られます。購入前の値引きの考え方はフォレスターの値引き相場にまとめています。
よくある質問
フォレスターのルーフレールは後付けできますか?
現行のSL系は全グレードにルーフレールが標準で付いているので、後付けの必要はありません。X-BREAKはラダータイプ、それ以外はロープロファイルタイプです。
ルーフキャリアの純正品はありますか?
スバルのディーラーで純正アクセサリーとして扱っています。取り扱いの内容は時期で変わることがあるので、最新のアクセサリーカタログで確かめてみてください。
YAKIMAのキャリアは付けられますか?
現行型に対応する製品が出ています。ロープロファイルかラダーかで合う足が違うので、YAKIMAの適合表で型式とレールの形を確かめてから選ぶと安心です。
ルーフボックスを付けたまま洗車機に入れますか?
洗車機ごとに決まりがあり、入れられないことが多いです。お店の注意書きを確かめて、迷ったら手洗いにしておきましょう。
ルーフテントの重さは何kgまで大丈夫ですか?
この記事では数字を書いていません。車の取扱説明書の積載の上限と、キャリアの上限の低い方に合わせる必要があるので、両方の説明書と販売店で確かめてください。
まとめ
- 現行フォレスターはルーフレールが全車標準で、後付けは不要
- X-BREAKはラダータイプ、ほかのグレードはロープロファイルタイプ
- ベースキャリアは型式とレールの形で適合を調べて選ぶ
- 積める重さは、車とキャリアの上限のうち低い方に合わせる
- 載せたら高さが増えるので、駐車場や洗車機に気を付ける


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