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『昔のフォレスターXTに乗ってみたい。でも10年以上前の車って大丈夫?』と迷っていませんか。
結論から言うと、SJ・SH型のXTやMT車は「走りを楽しみたい人が、整備履歴のはっきりした1台を選べるなら」今でも十分アリです。ただ、年式なりの出費は見込んでおく必要があります。
この記事では、スバル フォレスターのXTとMTが世代ごとにどう違うかを表で並べて、中古で選ぶ時に見ておきたい点をまとめます。
そもそも「XT」ってどのフォレスターのこと?
XTは、フォレスターのターボエンジン搭載グレードに付いていた名前なんです。
2代目SG型から「XT」の名前が使われ、3代目SH型、4代目SJ型まで続きました。SJ型では「2.0XT」「2.0XT EyeSight」が直噴ターボのグレードです。
5代目SK型からは「XT」という名前は消えて、ターボは「SPORT」「STI Sport」に変わりました。現行の6代目SL型でも、1.8Lターボは「Touring」「SPORT EX」などの名前になっています。
| 世代 | 型式 | 国内の販売時期 | ターボのグレード名 |
|---|---|---|---|
| 2代目 | SG系 | 2002年2月〜2007年12月 | XT(2004年2月にSTi Version追加) |
| 3代目 | SH系 | 2007年12月〜2012年10月 | 2.0XTなど |
| 4代目 | SJ系 | 2012年11月〜2018年7月 | 2.0XT/2.0XT EyeSight |
| 5代目 | SK系 | 2018年7月〜2025年3月受注終了 | SPORT/STI Sport(1.8Lターボ) |
| 6代目 | SL系 | 2025年4月〜(現行) | Touring/Touring EX/SPORT EX系 |
- 「XT」の名前が付くのはSG・SH・SJの3世代
- 中古で「フォレスター XT」と探すと、ほぼSH型かSJ型が出てくる
- SK型以降のターボは名前が変わっているので、検索条件に注意
歴代の流れをもっと細かく知りたい方は、フォレスターの歴代モデル一覧で型式と年式を並べています。
フォレスターのマニュアル車(MT)はどの世代にある?
『フォレスターのMTに乗りたい』という方、実は選べる世代がかなり限られるんです。
現行のSL型は全車リニアトロニック(CVT)で、MTの設定はありません。SK型もCVTのみの構成でした。
SJ型では、MTは2.0L自然吸気(NA)エンジンの車に6MTが用意されていました。ターボの2.0XTはCVTです。「SJ型のターボでMT」という組み合わせは無いんですね。
| 世代 | MTの有無 | 主な組み合わせ |
|---|---|---|
| SG系 | あり | STi Version(2.5Lターボ・6MT、型式SG9)など |
| SH系 | 年式・グレードで異なる | 車検証と現車で確かめる |
| SJ系 | あり | 2.0L NAに6MT(2.0XTはCVTのみ) |
| SK系 | なし | CVTのみ |
| SL系(現行) | なし | 全車リニアトロニック |
「XT」「MT」で検索すると、NAのMT車とターボのCVT車が混ざって表示されがちです。ターボとMTの両方にこだわるなら、型式とミッションを1台ずつ確かめてみてください。
例えばこんな会話になりがちです。
「XTのMTってありますか?」
「SJ型だとXTはCVTなんです。MTならNAの2.0iになりますね」
ターボもMTも欲しいなら、SG型のSTi Versionのような古い年式まで範囲を広げることになります。台数はかなり少ないと考えておきましょう。
『MTなら、ターボじゃなくてもいいかな』という方には、SJ型のNA 6MTが現実的です。ターボほどの力強さはありませんが、自分でギアを選んで走る楽しさは十分味わえます。
ただ、MT車は全体の台数が少なく、条件の良い個体はすぐに売れてしまうことも。気になる1台が見つかったら、早めに現車を見に行くのがおすすめです。
SJ型とSH型、XTを選ぶならどっち?
ここが一番迷うところですよね。ざっくり言うと、安全装備を重視するならSJ型、価格を抑えて素朴な乗り味を楽しみたいならSH型です。
| 比べる点 | SH系 2.0XT | SJ系 2.0XT EyeSight |
|---|---|---|
| 販売時期 | 2007年12月〜2012年10月 | 2012年11月〜2018年7月 |
| 2026年時点の経過年数 | 約14〜19年 | 約8〜14年 |
| アイサイト | 設定なし | あり(2.0XT EyeSight) |
| 変速機(ターボ) | 年式・グレードで異なる | CVT(リニアトロニック) |
| 中古の価格感 | 安い個体が多い | SHより高めの個体が多い |
SJ型のXTは直噴ターボとCVTの組み合わせで、アイサイトが付いた「2.0XT EyeSight」があります。家族を乗せる機会が多いなら、この差は大きいはずです。
SH型はアイサイトが無い世代です。そのぶん車両価格は下がりやすいですが、経過年数が長いので整備費が積み上がりやすいことも。
- アイサイト付きで選びたい
- できるだけ新しい年式に乗りたい
- 長く乗るつもりで整備履歴にこだわれる
- 車両価格を抑えたい
- 自分で手を入れながら乗るのが好き
- 修理費の出費にある程度備えられる
『安いSH型を買って、浮いたお金で直せばいい』と考える方もいるはずです。その考え方自体は合っています。ただ、どこまで直せば落ち着くかは個体しだいなので、予算には余白を持たせておきましょう。
中古のXTを選ぶ時に見ておきたいところ
10年以上前のターボ車は、外から見えない部分の状態で値打ちが大きく変わります。ここは時間をかけて確かめたいところです。
- 整備記録簿があり、オイル交換の間隔が分かるか
- エンジン下まわりにオイルのにじみや漏れが無いか
- 発進や加速でCVTから異音やもたつきが無いか
- 段差でゴトゴトという音がしないか(足まわりのブッシュ類)
- 改造歴がある場合、車検に通る内容か
- リコールの対策が済んでいるか
特にターボ車は、オイル管理の差がそのまま調子に出やすいんです。記録簿が無い個体は、安くても候補から一段下げて考えるくらいでちょうどいいと思います!
CVTの症状と寿命はフォレスターのCVTの故障と寿命、足まわりの音についてはロアアーム・ブッシュ交換とリコールでくわしく解説しています。

2019年9月以前に新車登録された車は、自動車税の税率が新しい基準と異なります。さらに新車登録から13年を超えたガソリン車は重課の対象です。SH型は全車が13年を超えているので、購入前に税額を確かめておきましょう。
今の新車(SL型)のターボと比べると?
『それなら新しいターボを買ったほうがいいのでは?』という疑問も出てきますよね。現行SL型の1.8Lターボの価格を並べてみます。
| 現行SL型 ターボのグレード | アイサイトX | 価格(税込) |
|---|---|---|
| Touring | なし | 3,850,000円 |
| Touring EX | 標準 | 3,993,000円 |
| SPORT EX | 標準 | 4,191,000円 |
| SPORT EX Black Selection | 標準 | 4,301,000円 |
価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。
現行のターボは1.8L直噴ターボ(CB18)で、130kW(177PS)・300N・mです。WLTC燃費は13.6km/L、自動車税は1,795ccなので年36,000円になります。全車AWDで、変速機はリニアトロニックです。
- 最新の安全装備と保証を重視するなら、現行SL型のターボ
- MTや昔ながらの乗り味にこだわるなら、SJ以前の中古
- 予算が400万円前後あるなら、まず現行Touring EXと比べてみる
現行型の特徴は現行フォレスター(SL型)の特徴と評価にまとめています。新車で買う場合の値引きの目安はフォレスターの値引き相場と限界額が参考になります。
結局、SJ・SH型のXTは今買いなのか
結論として、「今だから買い」と言える人と、やめておいたほうがいい人がはっきり分かれます。
| こんな人 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| ターボの走りを安く楽しみたい | 買い | 新車ターボの半額以下で探せる個体もある |
| MTで乗りたい | 条件付きで買い | MTは旧世代の中古しか選べない |
| 家族の送迎が中心 | 慎重に | アイサイトの有無と修理費を重く見る |
| 修理費を極力かけたくない | 見送り | 年式なりの部品交換は避けにくい |
| 長く乗って売る時も考えたい | 慎重に | 年式が古いほど売却額は下がりやすい |
中古の相場は、年式・走行距離・地域・時期で大きく変わります。特にMTやターボのように台数が少ない条件は、1台ごとの差が大きくなりがちです。
だからこそ、条件を絞って複数の在庫を見比べてみてください。同じ年式でも、記録簿の有無や走行距離で価格がかなり違うはずです。
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買ったあとにかかるお金も見ておこう
車両価格が安くても、買ったあとに出ていくお金は年式が古いほど増えやすいんです。
- 気になる個体の整備記録簿を見せてもらう
- 次の車検までの期間と、交換が近い消耗品を確認する
- 自動車税と任意保険の見積もりを取っておく
- タイヤの残り溝と製造年を見る
- 購入後1年で必要になりそうな整備費をざっくり足す
例えば、車両価格が予算ぴったりの個体と、少し高いけれど記録簿がそろった個体があったとします。
「こっちのほうが20万円安いですよ」
「でも記録簿が無いなら、そのぶん整備にお金がかかるかもしれませんね」
こんなふうに、車両価格だけでなく「買ってから1年の合計」で比べるのがおすすめです!維持費の内訳はフォレスターの維持費は年間いくら?でまとめています。
よくある質問
フォレスターXTは何代目までありますか?
「XT」の名前が付くのは2代目SG型、3代目SH型、4代目SJ型です。5代目SK型からはターボのグレード名がSPORT・STI Sportに変わりました。
SJ型のXTにマニュアル車はありますか?
ありません。SJ型の6MTは2.0Lの自然吸気エンジンの車に設定されていて、2.0XTはCVTのみです。
現行のフォレスターにMTはありますか?
ありません。現行SL型は全車リニアトロニック(CVT)で、MTを選ぶならSJ型以前の中古になります。
SJ型のXTにアイサイトは付いていますか?
「2.0XT EyeSight」に付いています。グレード名にEyeSightが無い2.0XTには付いていないので、車検証と装備で確かめてみてください。
中古のXTで一番気をつけたいことは何ですか?
オイル管理の履歴です。整備記録簿でオイル交換の間隔を確認し、エンジン下のにじみやCVTの異音も見ておきましょう。
まとめ
- XTはSG・SH・SJ型のターボグレードの名前で、SK型以降は名前が変わった
- SJ型のXTはCVTのみで、MTは2.0L NA車に設定
- 現行SL型とSK型にMTは無い
- アイサイトを重視するならSJ型のXT EyeSightが候補
- 中古は整備記録簿とオイル管理の履歴で選ぶ
- 現行ターボはTouring 3,850,000円から(2026年5月改良後・税込)




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