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SUVは燃費が悪いイメージがあって、「フォレスターって実際どれくらい走るの?」と気になりますよね。ハイブリッドとターボのどちらにするかで迷っている方なら、なおさらです。
結論から言うと、スバル フォレスターのWLTC燃費はストロングハイブリッドが18.5〜19.1km/L、1.8Lターボが13.6km/Lです。実燃費はこれより下がるのがふつうなので、この記事では「どれくらい下がるか」の考え方と、ガソリン代の差まで数字で出します。
読み終わるころには、自分の走り方でどちらがどれだけ得かを計算できるようになります。
フォレスターの燃費はグレード別にいくら?
まずはカタログ燃費です。現行の6代目SL系は、パワートレインで燃費が分かれます。
| グレード | パワートレイン | WLTC総合 | JC08 |
|---|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV/S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 19.1km/L | 23.0km/L |
| Premium S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 18.5km/L | 22.1km/L |
| Touring/Touring EX | 1.8Lターボ | 13.6km/L | 15.5km/L |
| SPORT EX/Black Selection | 1.8Lターボ | 13.6km/L | 15.5km/L |
国土交通省審査値(スバル公式 環境仕様・2026年5月改良後)です。SPORT EXに大型サンルーフを付けた場合はWLTC13.5km/Lになります。
同じハイブリッドでも、Premium S:HEV EXは少し燃費が下がります。19インチの235/50R19タイヤを履いていて、車両重量も1,750kgと重めだからです。
『ハイブリッドとターボで5km/L以上も違うの?』と驚いた方もいるかもしれません。ここが、どちらを選ぶかの大きな分かれ目になります。
カタログ燃費はハイブリッドが18.5〜19.1km/L、ターボが13.6km/Lです。実燃費はこれより下がるのが一般的なので、カタログ値の7〜8割程度で計算しておくと、買った後に「思ったより悪い」となりにくいです。
ハイブリッドとターボの違いを走りも含めて比べたい方はストロングハイブリッドと1.8Lターボどっち?もあわせて読んでみてください。
街乗りと高速で燃費はどう変わる?
WLTC燃費には、走る場面ごとの数値もあります。自分の使い方に近い数字を見るほうが、実燃費のイメージに近づきます。
| グレード | 市街地 | 郊外 | 高速道路 |
|---|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV系 | 15.7km/L | 21.0km/L | 19.7km/L |
| Premium S:HEV EX | 15.2km/L | 20.1km/L | 19.3km/L |
| 1.8Lターボ系 | 10.2km/L | 14.3km/L | 15.3km/L |
スバル公式 環境仕様(2026年5月改良後)の値です。
ここで面白いのが、ハイブリッドとターボで得意な場面が違うことです。
ハイブリッドは郊外がいちばん伸び、市街地でもターボより5km/L以上よい数字です。信号の多い道ではモーターが活躍するからです。
ターボは高速道路の数字がいちばんよく、市街地は10.2km/Lまで下がります。ストップ&ゴーの多い街乗りが中心だと、カタログの総合値よりも低く出やすいんです。
『じゃあ高速メインならターボでもいい?』という方もいるはずです。高速道路の数字ではハイブリッドが19.3〜19.7km/L、ターボが15.3km/Lなので、差は縮まりますが残ります。

実燃費はカタログ値よりどれくらい下がる?
ここがいちばん知りたいところですよね。実燃費は、走り方・季節・道の混み具合・荷物の量で大きく変わります。
そのため、この記事では実燃費を1つの数字で言い切ることはしません。代わりに、よく使われる目安として「カタログ値の7〜8割」で計算してみます。
| グレード | WLTC総合 | 8割の場合 | 7割の場合 |
|---|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV系 | 19.1km/L | 約15.3km/L | 約13.4km/L |
| Premium S:HEV EX | 18.5km/L | 約14.8km/L | 約13.0km/L |
| 1.8Lターボ系 | 13.6km/L | 約10.9km/L | 約9.5km/L |
8割・7割は計算上の目安で、実測値ではありません。
実燃費が下がりやすいのは、次のような使い方です。
- 1回の走行距離が短く、エンジンが温まる前に着いてしまう
- 冬場で暖房をよく使う(ハイブリッドはエンジンがかかる時間が増えやすい)
- 渋滞や信号の多い道が中心
- 荷物や人をたくさん乗せている、ルーフボックスを付けている
- 急な発進や加速が多い
例えばこんな場面です。冬の朝に片道10分の通勤だけで使うと、エンジンが温まる前に着いてしまい、数字は伸びにくくなります。
逆に、郊外の道を一定の速度で流す使い方なら、カタログ値に近い数字が出ることもあります。
航続距離はどれくらい?タンク容量は?
燃料タンクの容量は全車63Lです。使う燃料も全車レギュラーガソリンなので、ハイオクを入れる必要はありません。
満タンからの航続距離を、燃費と掛け算で計算してみます。
| グレード | カタログ値で計算 | 8割の燃費で計算 |
|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV系(19.1km/L) | 約1,200km | 約960km |
| Premium S:HEV EX(18.5km/L) | 約1,170km | 約930km |
| 1.8Lターボ系(13.6km/L) | 約860km | 約690km |
タンク容量63L(スバル公式 主要諸元)×燃費で計算した数字です。
『ハイブリッドなら1,000km近く走れるの?』と思いますよね。計算上はそうなりますが、実際にはタンクを空にするまで走ることはありません。
燃料計の残りが少なくなったら早めに給油する、と考えて、この数字の8割くらいが1回の給油で走れる距離の目安です。
山道や雪の多い地域では、ガソリンスタンドの間隔が長いことがあります。航続距離に余裕があっても、残りが半分になったら次の給油を考えておくと安心です。
年間のガソリン代はいくら違う?
燃費の差は、お金にするとイメージしやすくなります。ここでは仮に、年間1万km走り、レギュラーガソリンを1Lあたり170円として計算します。
| グレード | カタログ値の場合 | 8割の燃費の場合 |
|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV系 | 約8.9万円 | 約11.1万円 |
| Premium S:HEV EX | 約9.2万円 | 約11.5万円 |
| 1.8Lターボ系 | 約12.5万円 | 約15.6万円 |
ガソリン価格は仮の値です。時期と地域で変わるので、自分の地域の価格に置き換えて計算してみてください。
X-BREAK S:HEV系とターボを比べると、年間のガソリン代の差はカタログ値で約3.6万円、8割の燃費で約4.5万円になります。
ただし、自動車税はハイブリッド(2,498cc)が年43,500円、ターボ(1,795cc)が年36,000円で、ハイブリッドのほうが7,500円高くなります。差し引くと、1年あたりのハイブリッドの得はおよそ3〜4万円が目安です。
一方、車両価格はX-BREAK S:HEV(4,378,000円)とTouring(3,850,000円)で528,000円の差があります(2026年5月改良後のメーカー希望小売価格・消費税10%込)。燃費の差だけで元を取るには、かなりの年数がかかる計算です。
『じゃあハイブリッドは損なの?』というと、そうとも言い切れません。ハイブリッドにはAC100V/1500Wコンセントが標準で付き、売る時の評価も含めて考える必要があります。燃費だけでなく、使い方と装備で選ぶのがおすすめです。
税金や保険まで含めた年間の費用はフォレスターの維持費は年間いくら?で、内訳をすべて出しています。

走行距離が多いほどハイブリッドは得になる?
燃費の差がどれだけ効くかは、年間の走行距離で大きく変わります。カタログ値・レギュラー170円の仮定で、X-BREAK S:HEV系とターボを比べてみます。
| 年間走行距離 | ガソリン代の差 | 自動車税の差を引いた後 |
|---|---|---|
| 5,000km | 約1.8万円 | 約1.1万円 |
| 1万km | 約3.6万円 | 約2.9万円 |
| 2万km | 約7.2万円 | 約6.5万円 |
1kmあたりのガソリン代は、ターボが約12.5円、X-BREAK S:HEV系が約8.9円の計算です。
年2万km走る方なら、年に6万円以上の差になります。例えばSPORT EX(4,191,000円)とX-BREAK S:HEV EX(4,521,000円)の差330,000円なら、5年ほどで埋まる計算です。
逆に、週末の買い物が中心で年5,000kmほどなら、燃費の差で車両価格の差を埋めるのは難しくなります。走る距離が少ない方は、燃費より装備や走りの好みで選んでも損は小さいですよ。
燃費をよくする運転のコツは?
同じ車でも、乗り方で燃費は変わります。今日からできることを挙げておきますね。
- 発進はじわっとアクセルを踏む(ハイブリッドはモーター走行を長く使える)
- 前の車との距離をとり、ブレーキの回数を減らす
- タイヤの空気圧を月に1回は確かめる
- 使わない荷物やルーフボックスは降ろしておく
- 長い下り坂ではアクセルを戻し、回生ブレーキやエンジンブレーキを使う
タイヤの空気圧は意外と見落としがちです。空気圧が下がると転がりにくくなり、燃費にも乗り心地にも響きます。
タイヤの種類や交換の目安はフォレスターのタイヤサイズと交換費用で詳しく解説しています。
燃費は車選びの大事な要素ですが、値引きや下取りの差のほうが金額が大きくなることもあります。買う前の価格の比べ方はフォレスターの値引き相場と限界額から確認してみてください。
よくある質問
フォレスターのカタログ燃費はどれくらいですか?
WLTC総合で、X-BREAK S:HEV系が19.1km/L、Premium S:HEV EXが18.5km/L、1.8Lターボ系が13.6km/Lです(スバル公式・2026年5月改良後)。
フォレスターの実燃費はどれくらいですか?
走り方や季節で大きく変わるため、1つの数字では言えません。目安としてカタログ値の7〜8割で考えると、ハイブリッドは約13〜15km/L、ターボは約9.5〜11km/Lの計算になります。
燃料タンクの容量は何リットルですか?
全車63Lです。燃料は全車レギュラーガソリンです。
満タンで何km走れますか?
タンク容量63L×カタログ燃費で計算すると、ハイブリッドで約1,170〜1,200km、ターボで約860kmです。燃費を8割で見ると、ハイブリッドで約930〜960km、ターボで約690kmが目安です。
ハイブリッドとターボ、燃費の差で元は取れますか?
年間1万km・レギュラー170円の仮定では、税金の差を引いて年3〜4万円ほどハイブリッドが得になる計算です。車両価格の差(X-BREAK S:HEVとTouringで528,000円)を燃費だけで埋めるには長い年数がかかります。
冬は燃費が悪くなりますか?
暖房を使う季節は、ハイブリッドでもエンジンがかかる時間が増えやすく、燃費は下がりやすくなります。
まとめ
- WLTC燃費はハイブリッド18.5〜19.1km/L、ターボ13.6km/L
- ハイブリッドは市街地と郊外、ターボは高速道路が得意
- 実燃費はカタログ値の7〜8割で見ておくと安全
- タンクは全車63L・レギュラーで、計算上の航続距離はハイブリッド約1,200km、ターボ約860km
- 年1万kmなら、税金の差を引いてハイブリッドが年3〜4万円ほど得になる計算



コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ただ、ガソリン代はハイブリッドのほうが少なくすみます。WLTC燃費はハイブリッドが18.5〜19.1km/L、ターボが13.6km/Lです(2026年5月版 諸元)。税金の差より燃料代の差のほうが大きくなりやすいので、フォレスターの実燃費はどれくらい?とあわせて見てみてください。 […]