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キャンプ道具や買い物袋を積むたびに、荷室の中で荷物が転がって困っている方も多いはずです。
結論から言うと、フォレスターの荷室を使いやすくするのは「固定する」「隠す」「上を使う」「開け閉めをラクにする」の4つの役割の装備です。ユーティリティフックやトノカバーは純正アクセサリーとして探す用品で、パワーリヤゲートはグレードによって標準かメーカーオプションかが分かれます。
ここでは、荷室まわりの装備をひとつずつ、使い方と選び方の順に見ていきます。
フォレスターの荷室装備は役割で4つに分かれる
荷室の装備は、名前がたくさんあって分かりにくいですよね。まずは役割で分けてみます。
- 荷物を固定する:ユーティリティフック、ユーティリティバー、カーゴネット
- 荷物を隠す・守る:トノカバー、リヤシートバックの保護用品
- 上の空間を使う:天井収納(ルーフネットなど)
- 開け閉めをラクにする:パワーリヤゲート(グレードで標準かオプション)
このうち、パワーリヤゲートだけは車の装備です。注文の時に決める必要があります。
ほかの用品は、販売店で扱う純正アクセサリーや市販品として選ぶものです。現行の6代目 SL系に何が設定されているか、品番や価格はスバル公式のアクセサリーカタログで確かめておきましょう。
年次改良でラインナップが変わることもあります。納車のタイミングで一緒に付けてもらうと、取り付けの手間も省けますよ。
| 装備・用品 | 役割 | 選ぶタイミング |
|---|---|---|
| パワーリヤゲート | リヤゲートの電動開閉 | 注文時(グレードで標準またはメーカーオプション) |
| ユーティリティフック | 袋やネットを引っかける | 納車前後どちらでも |
| ユーティリティバー | 荷物の仕切り・固定 | 納車前後どちらでも |
| トノカバー | 荷室の目隠し | 納車前後どちらでも |
| 天井収納 | 長物や軽い物を上に置く | 納車前後どちらでも |
| リヤシートバックの保護用品 | 背もたれを倒した時の汚れ・傷防止 | 納車前後どちらでも |
ユーティリティフックの使い方と取り付け
ユーティリティフックは、荷室の側面や床まわりに付けて、買い物袋やネットを引っかけるための用品です。地味ですが、使い始めると手放せなくなる方も多いはずです。
例えば、こんな場面で役に立ちます。
「卵が入った袋、どこに置こう」
「フックに掛けておけば転がらないよ」
床に置いた袋は、カーブやブレーキで倒れがちですよね。フックに掛けておけば、中身が散らばるのを防げます。
- 重い物は床に置き、フックには軽い袋だけを掛ける
- 袋の持ち手をしっかり奥まで掛ける
- ネットを張る時は、左右の高さをそろえる
- 走り出す前に、荷物が揺れないかを軽く押して確かめる
取り付けは「荷室の固定ポイント」を使う
ユーティリティフックの取り付け方は、商品によって違います。荷室にもともとある固定用の穴やフックを使うタイプが多く、取扱説明書の手順どおりに付けるのが基本です。
『自分で穴を開けて付けてもいい?』と考える方もいるかもしれません。ただ、内装に穴を開けると元に戻せず、売る時の査定にも響くことがあります。
- 内装パネルに自分で穴を開ける
- フックの耐荷重を超える重い物を掛ける
- 適合を確かめずに、別の車種用を流用する
- 取扱説明書を捨ててしまう
フックに掛けられる重さには上限があります。上限は商品ごとに決められているので、説明書の数字を確かめておきましょう。
重い物を掛けたい時は、床に置いてネットやベルトで押さえるほうが安心です。
トノカバーで荷物を隠す・守る
トノカバーは、後席の後ろから荷室の上を覆うカバーです。外から荷物が見えにくくなるので、車を離れる時の安心感が違います。
- 外から荷物が見えにくく、置き忘れの貴重品も隠せる
- 夏の日差しが荷物に直接当たりにくい
- 荷室がすっきり見える
- 背の高い荷物を積む時は外す手間がある
- 外したカバーの置き場所に困ることがある
- 背もたれを倒す時に一度どかす必要がある
キャンプ道具のように背の高い荷物を積む日は、カバーを家に置いていく方も少なくありません。普段使いと遠出の日で、付け外しの使い分けをすると扱いやすいですよ。
荷室の広さや、自転車・ベビーカーが載るかどうかはフォレスターの荷室の広さで取り上げています。
天井収納とユーティリティバーで上の空間を使う
荷室の床がいっぱいになったら、次は上の空間です。天井収納は、ルーフの内側にネットなどを張って、軽い物を載せる用品です。
『天井に物を置いて大丈夫?』と心配になりますよね。載せるのは、タオルや上着、薄手の寝袋のような軽くて柔らかい物にしておきましょう。
- 載せる物が軽くて柔らかいか
- ルームミラーの後方の視界をふさいでいないか
- 後席に座る人の頭に当たらないか
- 急ブレーキで落ちてこないよう、しっかり留まっているか
フォレスターの室内高は1,270mmです。大型サンルーフを付けた車は15mm低い1,255mmになるので、天井収納との組み合わせは頭上の余裕を確かめておきましょう。
サンルーフの影響はフォレスターのサンルーフは必要?で詳しく見ています。
ユーティリティバーは、荷室の中に渡して仕切りや引っかけに使う棒状の用品です。フックやネットと組み合わせると、荷物を「上下」「前後」に分けて積めます。
長い物を載せる時は、前後に動かないようにベルトで留めておくと安心です。
キャンプで長い物を積む時の工夫は、フォレスターでキャンプ・釣りでまとめています。
リヤシートバックを守る用品
後席の背もたれを倒すと、背もたれの裏側が荷室の床になります。ここに汚れた道具を載せると、布地に泥や砂が付いてしまいますよね。
そこで使われるのが、背もたれの裏側を覆ったり延長したりする用品です。「リヤシートバックエクステンション」といった名前で探されることがあります。
形や付け方は品番や世代で違います。現行のSL系に合う物かどうかを、カタログの適合欄で確かめてから選んでみてください。
撥水性のマットやトレーを敷いておくと、濡れた道具や泥の付いた靴も気にせず積めます。X-BREAK系のように撥水素材のシートを選ぶ方は、荷室側も同じ考え方で揃えると手入れがラクです。
背もたれを倒した時のフラットさや、車中泊での使い方はフォレスターで車中泊で取り上げています。
パワーリヤゲートはどのグレードに付く?
最後に、リヤゲートの開け閉めです。現行のSL系には、キックセンサー式のハンズフリーパワーリヤゲートがあります。
キーを持ってリヤバンパーの下で足を動かすと、ゲートが開く仕組みです。両手がふさがっている時に便利ですよね。
| グレード | 価格(税込) | ハンズフリーパワーリヤゲート |
|---|---|---|
| Touring | 3,850,000円 | メーカーオプション |
| Touring EX | 3,993,000円 | メーカーオプション |
| SPORT EX | 4,191,000円 | 標準 |
| SPORT EX Black Selection | 4,301,000円 | 標準 |
| X-BREAK S:HEV | 4,378,000円 | 標準 |
| X-BREAK S:HEV EX | 4,521,000円 | 標準 |
| Premium S:HEV EX | 4,642,000円 | 標準 |
価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込)、装備はスバル公式の主要装備表(2026年5月版)によります。

Touring系でパワーリヤゲートを付けると、車両重量は1,630kgから1,640kgになります。メーカーオプションなので、あとから付けることはできません。
『Touringだから手動でいいか』と迷う方もいるでしょう。重い荷物を持ったまま開けることが多いなら、付けておくと毎日の手間が減りますよ。
リヤゲートを使う時の注意
パワーリヤゲートは便利な反面、開く時に周りへの気配りが要ります。
- 後ろの壁や天井の低い駐車場で、ぶつからないか確かめる
- 開閉の途中で、人や荷物が挟まれないか見る
- ルーフキャリアなど後付けの部品が、ゲートに干渉しないか確かめる
開く高さの調整や、手動との切り替えなどの細かい操作は、取扱説明書で確かめておくと安心です。

内装全体の装備の違いはフォレスターの内装を解説で、運転支援の装備差はフォレスターのアイサイトXは必要?でまとめています。購入時の総額や値引きを知りたい方はフォレスターの値引き相場と限界額もどうぞ。
荷室に入りきらない時はルーフも使う
荷室の装備を工夫しても、家族4〜5人でのキャンプでは荷物があふれることもありますよね。そんな時は、屋根の上を使う方法もあります。
フォレスターのルーフレールにキャリアを載せれば、長い物やかさばる物を外に積めます。ただし、全高1,730mmに荷物の高さが加わるので、立体駐車場や自宅の車庫の高さには注意が必要です。
- キャリアの最大積載量を超えていないか
- 荷物を載せた後の高さで、駐車場に入れるか
- パワーリヤゲートを開けた時に、キャリアや荷物に当たらないか
荷室の中に積む物と屋根に積む物を分けておくと、荷物を出し入れする順番も決めやすくなります。キャンプ場で最初に使うテントやタープは、取り出しやすい荷室の手前に入れておくと便利ですよ。
ルーフキャリアの選び方はフォレスターのルーフレール・ルーフキャリア・ルーフテントの選び方で詳しく見ています。
荷室をすっきり使う積み方のコツ
用品をそろえても、積み方がばらばらだと荷室はすぐに散らかりますよね。最後に、積む順番の基本を押さえておきましょう。
- 重くて硬い物を、後席の背もたれ側の床に置く
- 隙間に、柔らかいバッグや折りたたみ椅子を詰める
- 割れ物や食品の袋は、ユーティリティフックに掛ける
- 軽い物は天井収納へ、見せたくない物はトノカバーの下へ
- 最後に、ネットやベルトで全体を押さえる
重い物を手前に置くと、ブレーキの時に前へ動いて背もたれに当たることがあります。奥の床に置くのが基本です。
例えば、家族でキャンプに行く日なら、こんな感じです。
「クーラーボックスはどこに置く?」
「一番重いから、奥の床にね。食材の袋はフックに掛けておこう」
積む場所を毎回決めておくと、帰りの片付けも早くなりますよ。
荷物を高く積んだ日は、ルームミラーで後ろが見えにくくなります。フォレスターは全グレードにスマートリヤビューミラーが標準なので、後方カメラの映像に切り替えて確かめるのも1つの方法です。
よくある質問
フォレスターのユーティリティフックはどこに付けますか?
荷室にもともとある固定用の穴やフックを使って付けるタイプが一般的です。取り付け方は商品ごとに違うので、取扱説明書の手順で付けてください。
トノカバーは標準で付いていますか?
グレードや年式で扱いが変わることがあるため、スバル公式の主要装備表とアクセサリーカタログで確かめるのが確実です。後から用品として選ぶこともできます。
パワーリヤゲートはどのグレードに付いていますか?
キックセンサー式のハンズフリーパワーリヤゲートは、Touring・Touring EX以外のグレードに標準です。Touring系はメーカーオプションで、注文時に選ぶ必要があります(2026年5月改良後)。
天井収納には何を載せてもいいですか?
タオルや上着など、軽くて柔らかい物にしておきましょう。後方の視界をふさがないことと、急ブレーキで落ちてこないことも確かめてください。
リヤシートバックエクステンションとは何ですか?
後席の背もたれの裏側を覆ったり延長したりして、荷室として使う時の汚れや傷を防ぐ用品です。現行モデルへの適合をカタログで確かめてから選んでください。
Touringでパワーリヤゲートを付けないと不便ですか?
手動でも開け閉めはできますが、両手に荷物を持つことが多い方は付けておくと便利です。Touring系ではメーカーオプションなので、注文の時に決めておきましょう。後から付けることはできません。
まとめ
- 荷室装備は「固定する」「隠す」「上を使う」「開け閉めをラクにする」の4つの役割で選ぶ
- ユーティリティフックは軽い袋向け。取り付けは荷室の固定ポイントを使い、穴は開けない
- トノカバーは目隠しと日よけに役立ち、背の高い荷物の日は外して使い分ける
- 天井収納は軽い物だけ。サンルーフ付きは室内高が15mm低い
- パワーリヤゲートはTouring系だけメーカーオプションで、ほかは標準



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