フォレスターのシートベンチレーションは付く?シートヒーターのグレード差

フォレスターのシートベンチレーションとシートヒーターの設定を解説する記事のアイキャッチ

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夏の通勤で背中が汗ばむのが嫌で、『フォレスターにシートベンチレーションは付いているのかな』と調べている方も多いはずです。

結論から言うと、当サイトで確かめたスバル公式の主要装備表(2026年5月版)の範囲では、ベンチレーション(座面から風を出す機能)の設定は確認できませんでした。一方で、シートヒーターは運転席・助手席・後席左右の4席が、全グレードに標準で付いています。

ここでは、グレードごとのシートの違いと価格、ベンチレーションが無い前提での夏の蒸れ対策を見ていきます。

目次

フォレスターにシートベンチレーションはある?

まずは一番知りたい答えからです。

先に結論
  • 公式の主要装備表(2026年5月版)の範囲では、シートベンチレーションの記載は確認できていない
  • シートヒーターは運転席・助手席・後席左右の4席が全グレード標準
  • グレードで違うのは、シートの素材と色
  • 年次改良で装備が変わることがあるため、注文前に最新の装備表を販売店で確かめる

ベンチレーションは、シートの表面に小さな穴が開いていて、そこから風を出したり吸ったりする仕組みです。高級SUVでは付いている車種もありますよね。

フォレスターの場合、現行の6代目 SL系でも「冷やす」機能より「温める」機能が手厚い作りです。

『じゃあ夏は我慢するしかないの?』と思った方もいるでしょう。

素材の選び方と使い方で、蒸れはかなり変わります。後半で具体的に見ていきますね。

シートヒーターは全グレード標準

ここはフォレスターの分かりやすい良さです。グレードを問わず、前席だけでなく後席の左右にもシートヒーターが付いています。

席シートヒーター
運転席全グレード標準
助手席全グレード標準
後席左全グレード標準
後席右全グレード標準
後席中央記載なし

内容はスバル公式の主要装備表(2026年5月版)によります。

2026年5月に追加されたTouring・Touring EXでも、後席左右のシートヒーターが標準です。一番安いグレードでも4席が温まるのは、冬に家族を乗せる方にはうれしいところですよね。

後席中央は温まらない

シートヒーターが付くのは後席の左右2席です。3人並んで座る時は、中央の人にひざ掛けを用意しておくと安心です。

例えば、冬の朝にこんな会話になることがあります。

「後ろの席も温かいの?」
「左右の席ならスイッチで温まるよ。真ん中はひざ掛けを使ってね」

暖房の風が後ろまで届く前に、座面から温まるのは助かりますよ。特に、乗り込んで走り出すまでの時間は差を感じやすいはずです。

グレード別のシート素材と価格

ベンチレーションが無いなら、夏の座り心地を左右するのはシートの素材です。グレードごとに並べてみます。

グレード価格(税込)シート素材(標準)シートヒーター
Touring3,850,000円ファブリック/トリコット4席
Touring EX3,993,000円ファブリック/トリコット4席
SPORT EX4,191,000円ウルトラスエード/合成皮革4席
SPORT EX Black Selection4,301,000円ウルトラスエード/合成皮革4席
X-BREAK S:HEV4,378,000円撥水性ポリウレタン/合成皮革4席
X-BREAK S:HEV EX4,521,000円撥水性ポリウレタン/合成皮革4席
Premium S:HEV EX4,642,000円撥水ファブリック/撥水トリコット4席

価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。Premium S:HEV EXは、本革(ナッパレザー)とウルトラスエードのシートをメーカーオプションで選べます。

Touring系の内装色は、ブラックとグレー・プラチナの2色です。X-BREAK系はグリーンのステッチが入ります。

同じ素材でも、内装色で夏の熱さの感じ方は変わります。黒は引き締まって見える反面、日差しで熱を持ちやすいんです。

小さな子どもを乗せる方や、屋外の駐車場に停める方は、内装色も一緒に考えておくと後悔しにくいはずです。

フォレスターのグレード別シート素材とシートヒーターの有無をまとめた図解

夏に蒸れにくいのはどの素材?

ここは気になるところですよね。素材ごとの一般的な傾向を並べてみます。

蒸れにくさを重視するなら
  • ファブリックやトリコットなど布系の素材は、通気しやすい
  • スエード調の素材は、座った時に肌に張り付きにくい
  • 明るい内装色は、日差しで熱くなりにくい
夏に熱さを感じやすいもの
  • 合成皮革や本革は、表面が熱を持ちやすい
  • 黒い内装は、炎天下で座面が熱くなりやすい
  • 撥水素材は、汗が染み込まない分、肌に湿気が残ることも

実は、撥水素材には良い面もあります。汗をかいても染み込みにくいので、拭けばすぐにきれいになるんです。

アウトドアや雨の日の乗り降りが多いならX-BREAK系の撥水シート、夏の蒸れが一番気になるなら布系のTouring系やPremium、という考え方ができます。

『本革に憧れるけど、夏はどうかな…』という方は、展示車に座って確かめてみてください。真夏の屋外に置かれた試乗車に乗れると、より実感がつかめます。

ベンチレーションが無くてもできる蒸れ対策

ベンチレーションが付かない前提で、夏をラクにする方法を考えてみます。どれも特別な装備は要りません。

乗る前と走り出しの工夫
  1. 駐車中はサンシェードで、座面と内装に日差しを当てない
  2. 乗る前に窓とドアを開けて、こもった熱を逃がす
  3. 走り出しはエアコンを内気循環にして、早く冷やす
  4. 車内が冷えたら外気に戻し、空気を入れ替える
シートベンチレーションが無いフォレスターで夏の蒸れを抑える手順を示した図解

日差しを座面に当てないだけでも、乗った瞬間の熱さはかなり違います。サンシェードの選び方はフォレスターのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方で紹介しています。

後付けのクールシートを使う時の注意

市販の送風ファン付きシートカバーを使う方法もあります。ただ、フォレスターには注意したい点があるんです。

後付けのシートカバーで気をつけること
  • 助手席には「SRSシートクッションエアバッグ」が付いている
  • シートにエアバッグやセンサーが組み込まれている場合、カバーが働きを邪魔するおそれがある
  • シートヒーターの熱がこもり、カバーを傷めることがある
  • 配線がシートの動きやレールに挟まれないようにする

エアバッグへの影響は、商品の説明書だけで判断しにくいところです。『適合』と書かれていても、どの年式・どの席向けかまで確かめておきましょう。

取り付ける前に、販売店で相談しておくと安心です。

冬の快適装備も合わせて見る

フォレスターは、冬の装備が手厚い車です。シートヒーター以外の快適装備も、グレードで違いがあります。

冬に役立つ装備の確認ポイント
  • シートヒーターは4席とも全グレード標準
  • ストロングハイブリッド車はAC100V/1500Wのコンセントが標準で、電気毛布なども使える
  • 運転席シートポジションメモリーは、Touring系で標準と案内されている
  • ステアリングヒーターの有無は、最新の装備表で確かめる

AC100V/1500Wのコンセントは、2026年5月の改良からストロングハイブリッド全車に標準になりました。キャンプや車中泊で、ちょっとした家電を使える装備です。

車中泊の工夫はフォレスターで車中泊で取り上げています。

シートヒーターを上手に使うコツ

シートヒーターは、エアコンの暖房より先に体を温めてくれる装備です。使い方を少し工夫すると、冬の朝がぐっとラクになります。

冬の朝の使い方
  1. 乗ったらすぐシートヒーターを入れる
  2. 暖房は風量を控えめにして、窓の曇り取りを優先する
  3. 体が温まったら、シートヒーターの強さを下げる
  4. 長く乗る日は、低温やけどを防ぐために入れっぱなしにしない

『エアコンだけで十分じゃない?』と思うかもしれませんね。ただ、暖房の風は足元や顔に当たって乾きやすく、背中やお尻まで温まるには時間がかかります。

座面から温めると、暖房の温度を上げすぎずに済みます。ハイブリッド車でも1.8Lターボ車でも、車内を快適に保つための助けになりますよ。

旧型を中古で選ぶ時は1台ずつ確かめる

新車だけでなく、旧型の5代目 SK系も比べている方もいるはずです。SKは年式とグレードの組み合わせが多く、シートの素材やヒーターの付き方も車ごとに違います。

中古で見る時のチェック
  • シートヒーターが何席に付いているか
  • シートの素材が布か、合成皮革か、本革か
  • シートヒーターのスイッチを入れて、実際に温まるか
  • 座面や背もたれに、すれや破れが無いか

中古の掲載情報だけでは、快適装備までは書かれていないことも多いです。

『写真ではシートヒーターのスイッチが見えないけど…』という時は、販売店に装備の一覧を出してもらうか、現車でスイッチの有無を見てみてください。気になる装備は、現車で確かめるのが確実ですよ。

SKの年式ごとの違いは旧型フォレスター(SK型)を中古で買うならでまとめています。

グレードを決める時の考え方

ここまでを踏まえると、シートで選ぶポイントは「素材」と「ほかの装備との組み合わせ」です。

例えば、夏の蒸れが気になって布系のシートを選びたい場合、TouringとTouring EXのどちらにするかで迷いますよね。この2つの差額は143,000円で、アイサイトXの有無が大きな違いです。

パワートレインとの組み合わせも見ておきましょう。布系のシートを選べるのは、1.8LターボならTouring系、ストロングハイブリッドならPremium S:HEV EXです。

ハイブリッドで価格を抑えたいならX-BREAK S:HEV(4,378,000円)が入り口になりますが、シートは撥水性ポリウレタンと合成皮革です。燃費と素材のどちらを優先するかで、選ぶグレードが変わってきます。

燃費や走りの違いはストロングハイブリッドと1.8Lターボどっち?で詳しく比べています。

アイサイトXが要るかどうかはフォレスターのアイサイトXは必要?で、屋根の開放感を足すかどうかはフォレスターのサンルーフは必要?で比べています。

見積もりは素材違いで並べてみる

シートの素材が違うグレードを2つ選んで、同じ条件で見積もりを取ると、内装にいくら払うのかが見えてきます。

「Touring EXとPremium S:HEV EXで、同じオプションの見積もりをお願いできますか」
「承知しました。シートの違いも展示車で見比べてみてください」

値引きの目安はフォレスターの値引き相場と限界額で詳しく見ています。

フォレスター買いたいドットコム

フォレスターの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、フォレスターの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

グレード別の内装の質感は、フォレスターの内装を解説でまとめています。

よくある質問

フォレスターにシートベンチレーションは付いていますか?

スバル公式の主要装備表(2026年5月版)の範囲では、シートベンチレーションの設定は確認できていません。年次改良で変わることもあるため、注文前に販売店で最新の装備表を確かめてください。

シートヒーターはどのグレードに付いていますか?

運転席・助手席・後席左右の4席が、全グレードに標準です。一番安いTouringでも付いています。

夏に蒸れにくいシートはどのグレードですか?

一般に布系の素材は通気しやすく、Touring系はファブリック/トリコット、Premium S:HEV EXは撥水ファブリック/撥水トリコットです。実際の座り心地は展示車で確かめるのが確実です。

後席の中央にもシートヒーターはありますか?

シートヒーターが付くのは後席の左右2席です。中央に座る人がいる時は、ひざ掛けなどを用意しておくと安心です。

後付けのクールシートカバーは使えますか?

使える商品もありますが、助手席のSRSシートクッションエアバッグなどへの影響に注意が必要です。取り付ける前に販売店で相談しておくと安心です。

一番安いグレードでもシートヒーターは付いていますか?

付いています。3,850,000円のTouringでも、運転席・助手席・後席左右の4席にシートヒーターが標準です(2026年5月改良後のメーカー希望小売価格・消費税10%込)。内装色はブラックとグレー・プラチナの2色から選べます。

まとめ

この記事の要点
  • 公式の主要装備表(2026年5月版)の範囲では、シートベンチレーションは確認できていない
  • シートヒーターは運転席・助手席・後席左右の4席が全グレード標準
  • 夏の座り心地はシート素材で変わる。布系はTouring系とPremium、撥水素材はX-BREAK系
  • 後付けのクールシートはエアバッグへの影響に注意する
  • 素材違いのグレードで見積もりを並べると、内装にいくら払うかが分かる
フォレスター買いたいドットコム

フォレスター買いたいドットコム 編集部

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