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スバル フォレスターを家族で使うつもりで、『後ろの席はどこまで倒せるの?』『チャイルドシートは2台付く?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、現行フォレスターは全グレードが2列5人乗りで、シートアレンジは「後席を左右で分けて倒す」のが基本です。3列目や回転シートのような凝った仕掛けはありませんが、そのぶん操作が単純で迷いません。
ここでは、人と荷物の組み合わせ方と、チャイルドシートを付ける時に気をつけたいところを順に見ていきます。
フォレスターのシートアレンジでできること
まず前提として、現行の6代目 SL系は全7グレードとも乗車定員5名です。ミニバンのような3列シートや、2列目を前後に大きく動かす仕組みはありません。

- 全グレード2列5人乗り(3列シートの設定なし)
- アレンジの中心は後席の背もたれを倒すこと
- 左右で分けて倒せるので、人と長い荷物を同時に載せられる
- 後席左右のシートヒーターは全グレード標準
『ミニバンみたいに座席を自由に動かしたい』という方には、少し物足りなく感じるかもしれません。ただ、SUVとしては荷室とのつながりが素直で、倒すだけで荷室が前へ伸びる形です。
室内の広さを数字で見ると、次のとおりです。
| 項目 | 数値(公式諸元・2026年5月版) |
|---|---|
| 乗車定員 | 5名(全グレード) |
| 室内長 | 1,950mm |
| 室内幅 | 1,540mm |
| 室内高 | 1,270mm(大型サンルーフ装着車は1,255mm) |
| ホイールベース | 2,670mm |
大型サンルーフを付けると、室内高が15mm低くなります。背の高い方が後席に座ることが多いなら、頭上の余裕も含めて考えておきたいところです。サンルーフの是非はフォレスターのサンルーフは必要かで詳しく比べています。

後席を倒す手順と、よくあるつまずき
後席の背もたれは、左右に分かれて倒れるつくりです。片側だけ倒せば、もう片側には人が座れます。
- 後席の座面と足元に置いた荷物をどける
- 前席を少し前に出し、背もたれが当たらないようにする
- ヘッドレストが前席に当たる場合は、一番下まで下げておく
- 背もたれ肩口のレバーを引いて、前へ倒す
- 戻す時は、カチッと音がするまで起こしてロックを確かめる
つまずきやすいのは、前席の位置です。運転席を後ろに下げた状態だと、倒した背もたれが前席に当たって最後まで倒れないことがあります。
もう1つは、シートベルトの挟み込みです。戻す時にベルトを背もたれの裏に巻き込んでしまうと、次に座った人が締められません。
背もたれを起こしたら、軽く前後に揺すってロックがかかっているか確かめてみてください。ロックが甘いと、急ブレーキで荷物ごと前へ倒れてくるおそれがあります。
倒した時の床の段差や傾きは、写真やカタログだけでは分かりにくいところです。車中泊や大きな荷物を考えているなら、試乗の時に販売店で一度倒させてもらうのが確実ですよ。
試乗の時に一緒に試しておきたいこと
せっかく販売店に行くなら、倒すだけで終わらせるのはもったいないです。家で使う場面をそのまま再現してみてください。
- 運転する人の位置に前席を合わせてから、後席が最後まで倒れるか
- 倒した背もたれの上に、いつも積む荷物を置いてみる
- 起こした時に、後席の足元に大人の足が入るか
- 荷室側から背もたれを起こせるか、後席のドアに回る必要があるか
『そこまでやると販売店に悪いかな…』と遠慮する方もいます。でも、数百万円の買い物です。遠慮せずに頼んで大丈夫ですよ。
後席の広さや座り心地をもっと詳しく知りたい方は、フォレスターの後部座席の広さと座り心地を見てみてください。
人数と荷物の組み合わせパターン
実際に使う場面を思い浮かべると、選ぶアレンジはだいたい決まってきます。よくある組み合わせをまとめてみました。
| 場面 | 後席の状態 | 乗れる人数 | 向いている荷物 |
|---|---|---|---|
| 家族4〜5人で外出 | 全部起こす | 5名 | 普段の買い物、ベビーカー |
| 3〜4人でスキー・釣り | 片側だけ倒す | 4名 | スキー板、釣り竿など長い物 |
| 2人でキャンプ | 全部倒す | 2名 | テント、クーラーボックス、寝具 |
| 引っ越しの手伝い | 全部倒す | 2名 | 段ボール、組み立て前の家具 |
例えば、こんな場面です。
「子どもとスキーに行くけど、板が荷室に入らないね」
「後ろの片側だけ倒そう。子どもはもう片方に座れるよ」
片側を倒すだけで、長い物を車内に通せるのが分割式のよさなんです。自転車やゴルフバッグがどこまで入るかは、フォレスターの荷室の広さで個別に見ています。
フォレスターの荷室容量(L)は、2026年10月時点で国内の公式値を確かめられていません。リットル数で他車と比べるより、実際に載せたい物の寸法を測って販売店で試すほうが確実です。
チャイルドシートは何台付けられる?
小さなお子さんがいる家庭では、ここが一番気になるところですよね。
フォレスターは後席の左右に、チャイルドシートを固定する金具(ISOFIX)があります。左右の2席に付ければ、真ん中にもう1人座れる形です。
- 付けたいチャイルドシートが、フォレスターの適合表に載っているか
- ISOFIX固定か、シートベルト固定か
- トップテザー(上部のベルト)の固定位置
- 取り付けた後に、前席をどこまで下げられるか
固定金具の正確な位置や、トップテザーをかける場所は取扱説明書に図で載っています。チャイルドシートのメーカーが出している車種別の適合表もあわせて見ておきましょう。
『助手席に付けたほうが、運転中に様子を見られて安心では?』と思う方もいるはずです。気持ちは分かります。ただ、フォレスターの助手席には前面エアバッグに加えて、座面にもエアバッグ(助手席SRSシートクッションエアバッグ)があります。
エアバッグが開いた時に、後ろ向きのシートは強く押されます。乳児用の後ろ向きシートは後席に付けるのが基本です。前向きのシートを助手席に付ける場合も、取扱説明書の注意書きを確かめてからにしてください。
チャイルドシートを付けた時の使い勝手
チャイルドシートを2台付けると、後席はほぼ埋まります。その状態で荷物をどう載せるかも考えておきたいところです。
実は、チャイルドシートを付けたままでは、その側の背もたれは倒せません。長い荷物を載せる日は、付けていない側だけを倒すことになります。
- 反対側の背もたれを倒して長い荷物が載る
- 真ん中の席も使える
- 乗り降りの介助がしやすい
- 背もたれを倒せる側がなくなる
- 真ん中の席は大人だと窮屈になりやすい
- 荷物は荷室だけで収める必要がある
ベビーカーは荷室に積むことになります。足で操作するキックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートは、Touring/Touring EX以外のグレードに標準です。Touring系ではメーカーオプションになります。
子どもを抱っこしたまま荷室を開けたい場面は多いので、Touring系を選ぶ時はここを付けるか考えておきましょう。
| グレード | ハンズフリーパワーリヤゲート | 後席シートヒーター | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Touring | メーカーオプション | 標準 | 3,850,000円 |
| Touring EX | メーカーオプション | 標準 | 3,993,000円 |
| SPORT EX | 標準 | 標準 | 4,191,000円 |
| SPORT EX Black Selection | 標準 | 標準 | 4,301,000円 |
| X-BREAK S:HEV | 標準 | 標準 | 4,378,000円 |
| X-BREAK S:HEV EX | 標準 | 標準 | 4,521,000円 |
| Premium S:HEV EX | 標準 | 標準 | 4,642,000円 |
価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。
シートの素材と汚れ対策
子どもや犬を乗せる、アウトドアで濡れた服のまま乗る。そんな使い方なら、シートの素材も気にしておきたいですよね。
フォレスターはグレードによってシート表皮が違います。
| グレード | シート表皮 |
|---|---|
| Touring/Touring EX | ファブリック/トリコット(ブラック、またはグレー/プラチナ) |
| SPORT EX系 | ウルトラスエード/合成皮革 |
| X-BREAK S:HEV系 | 撥水性ポリウレタン/合成皮革(グリーンステッチ) |
| Premium S:HEV EX | 撥水ファブリック/撥水トリコット(本革ナッパレザー、ウルトラスエードはオプション) |
水や泥に一番強いのは、撥水性ポリウレタンを使うX-BREAK S:HEV系です。キャンプや釣りで汚れた服のまま座ることが多いなら、ここは選ぶ理由になります。
一方、チャイルドシートを長く付けていると、座面に跡が残ることがあります。チャイルドシートの下に敷く保護マットを使っておくと、売る時の見た目も保ちやすいですよ。
- 子どもの足元には、背もたれの裏に掛けるキックガードを付ける
- チャイルドシートの下には滑り止め付きの保護マットを敷く
- 荷室には防水のラゲッジトレーを入れておく
内装の質感をグレードごとに比べたい方は、フォレスターの内装をグレード別に解説が参考になります。
アレンジを選ぶ時に合わせて見たい装備
シートの使い方が決まると、合わせて欲しくなる装備も見えてきます。家族で長く乗るなら、後席の快適さと安全装備も一緒に見ておきましょう。
例えば、後席の人が乗り降りする時の安全です。フォレスターには後側方警戒支援(スバルリヤビークルディテクション)が全グレード標準で付いています。
『アイサイトXも付けたほうが、家族で遠出する時に安心?』と迷う方もいますよね。アイサイトXは渋滞時ハンズオフなど高速道路での運転をラクにする機能で、名前に「EX」が付くグレードだけに標準です。違いはフォレスターのアイサイトとアイサイトXで詳しく書いています。
- 後席に座る人数と、チャイルドシートの台数
- 長い荷物を載せる頻度
- ベビーカーや自転車を積むかどうか
- 汚れに強いシート表皮が必要か
ここまで決まれば、グレードもかなり絞れるはずです。あとは見積もりの段階で、オプションを足しすぎないように気をつけておきましょう。値引きの目安と交渉の順番はフォレスターの値引き相場にまとめています。
よくある質問
フォレスターに7人乗りや3列シートはありますか?
ありません。現行の6代目 SL系は全7グレードとも2列5人乗りです。3列シートが必要なら、ミニバンなど別の車種を比べることになります。
後席は左右で別々に倒せますか?
倒せます。片側だけ倒して、もう片側に人が座る使い方ができます。前席を下げすぎていると最後まで倒れないことがあるので、少し前に出してから倒してください。
チャイルドシートは何台付けられますか?
後席の左右にISOFIXの固定金具があるので、2台付けるのが基本の形です。正確な取り付け位置と、使いたいチャイルドシートの適合は取扱説明書とメーカーの適合表で確かめてください。
助手席にチャイルドシートを付けてもいいですか?
後ろ向きのシートは助手席に付けないのが基本です。助手席には前面エアバッグと座面のエアバッグがあるため、後席に付けるのが安心です。
後席にシートヒーターは付いていますか?
付いています。運転席・助手席・後席左右のシートヒーターは、2026年5月改良後の全グレードに標準です。
まとめ
- フォレスターは全グレード2列5人乗りで、後席を左右で分けて倒すのが基本
- 室内長1,950mm・室内幅1,540mm・室内高1,270mm(サンルーフ車は1,255mm)
- チャイルドシートは後席左右に付けるのが基本で、後ろ向きシートは助手席に付けない
- ハンズフリーパワーリヤゲートはTouring系だけメーカーオプション
- 汚れに強いシートを求めるならX-BREAK S:HEV系の撥水シート



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